世界遺産の定義って何だ?
旅行のパンフレットとかガイドブックとかで「○○は世界遺産に登録されてます」って記載されているとなんだか有難くなって注目しちゃいます。
旅の見所がいくつかあって絞り込まないといけないときは、とりあえず世界遺産を優先させてしまうでは?
そこで、旅行者をとりこにする世界遺産ってそもそも一体何なんだ?ってことで
セカイェ2号としては世界遺産を一言で定義してみたい!
というわけで世界遺産条約を参考に自分なりにまとめてみると、
『世界遺産条約で定義された基準を満たし世界遺産一覧表に登録された顕著な普遍的価値のある文化と自然(有形の不動産)。UNESCOが管轄。』
ややこしや~、ややこしや~。
もはや一言ではなくなってるし、かなり強引だし、難しいし。。。
でも!この定義でいけば世界遺産は
- 世界遺産条約(正式名:世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約)という国際条約に基づいている
- 世界遺産の登録には基準があり、その基準を満たさないといけない
- 世界遺産一覧表(世界遺産リスト)というものがあり、そこに登録されてないといけない
- 顕著な普遍的価値がなければいけない(なんて抽象的な表現)
- 文化と自然の2種類がある
- 有形の不動産であって、無形であったり動産であってはいけない
- UNESCO(国際連合教育科学文化機関)という国際連合の専門機関が管轄している
ってことに凝縮されていることがわかる!
この定義、結構いけてるのでは!イェーイ!
ってことで、セカイェ1号に披露してみた。
セカイェ1号:
「うーん。それじゃー全然すーっと頭の中に入ってこないねー。」
セカイェ2号:
「きさま。。なにさまじゃ。。。38条もある世界遺産条約読み込んだのに。。。国際条約なんて読んだのはじめてだぞ。。」
セカイェ1号:
「世界遺産の定義ってそういうことを言うよりも、
『人類が過去から次の世代に引き継ぐべき貴重な遺産、たからもの』とかじゃないの?」
セカイェ2号:
「そうなんだよな~。その切り口もあると思うんだよな~。
でもそれじゃ世界遺産の定義としてはフワフワしすぎてるような気もするんだよな~。」
煮詰まった所で、
最近買った百科事典ソフト、エンカルタで世界遺産を調べてみると、
(エンカルタについてはエンカルタ 総合大百科2008」購入!の記事参照)
1972年11月16日、国際連合(UN)の専門機関UNESCO(国連教育科学文化機関:ユネスコ)の総会で採択された「世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)によって、国際的に保護が必要とみとめられた自然環境や文化財をいう。これらは、世界じゅうの国々や民族がほこる文化財や自然環境のうち、とくに人類共通の宝物として未来の世代にひきついでいくべきものとされている。
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くっ、1号と2号の定義を合わせたものじゃないか。。。
エンカルタよ。一言で頼む!
私、コメントします!
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