国立西洋美術館でヴィーナスに囲まれる!
「ウルビーノのヴィーナス」展では、ヴィーナスをテーマにした約80点の絵画、彫刻、工芸品等が展示されており、作品は全てイタリアの主要な美術館から貸し出されたものです。そして一番の目玉はこのイベントのタイトルにもなっているイタリア・ウフィツィ美術館の至宝、ティツィアーノ作「ウルビーノのヴィーナス」です!
(冒頭のチケットの写真)
なんでも、ヨーロッパ以外の国に貸し出されるのは初めてみたいで、もちろん日本初公開ということになります!
公式ホームページはこちら!
残念ながら撮影はご遠慮くださいということでしたので「ウルビーノのヴィーナス」展の写真はありません。
しかーーーし!
「ウルビーノのヴィーナス」も楽しみだったのですが、セカイェ1号、2号としてはもう1つのお目当てがありました。
それはーーーーー!?
「ウルビーノのヴィーナス」が展示されている国立西洋美術館そのものです!この国立西洋美術館(本館)、実は2009年の世界遺産登録を目指しているんです!イェーイ!
国立西洋美術館は、20世紀を代表する世界的建築家「ル・コルビュジエ」の代表作品のひとつで、現在フランスが中心となり、世界に点在するル・コルビュジエが設計した代表的建築物をまとめて1つの世界遺産(ル・コルビュジエの建築と都市計画)として登録する計画が進められているんです。
世界遺産登録の流れは、まず各国で暫定リスト(世界遺産候補たちのリスト)というものを作成し、暫定リストの中から登録への条件が整った物件をユネスコ世界遺産センターに推薦し、受理されると晴れて世界遺産となります。
国立西洋美術館本館は2007年9月14日に暫定リストに登録されており、世界遺産登録へ一歩前進している段階です。
2009年の本登録を目指しており、世界遺産に登録された場合、東京初の世界遺産誕生!となります。また、フランス、日本、スイス、ベルギー、ドイツ、アルゼンチンの6カ国にまたがる世界遺産となります。
ここらへんの情報はAll Aboutでわかりやすくまとめられています。
建物はこんな感じです。
その他の写真を見たい方はこちらから!
ちなみに国立西洋美術館の周りには「世界遺産の登録を目指しています!」みたいな雰囲気を醸し出すものは全くありませんでした。
展示されている美術品だけでなく、美術館そのものが見所というのは2度お得ですね!
最後に、ウルビーノのヴィーナス展の会期を書いときます。
2008年3月4日(火) - 5月18日(日)
休館日:月曜日(4月28日、5月5日は開館、5月7日(水)は休館)
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