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全部見るぞ世界遺産! 2008年出発!バックパッカー夫婦の世界一周旅行ブログ ~準備編~


2008年3月 9日(日)

予防接種の必要性

海外旅行の際、南米やアフリカなど一部の国では黄熱ワクチンの接種済み証明書(イエローカード)がないと入国させてもらえません。
黄熱病予防接種要求国一覧はこちら!

その他にも厚生労働省検疫所はたくさんの予防接種を受けることを勧めています。
破傷風A型肝炎B型肝炎狂犬病日本脳炎コレラジフテリアペストポリオ麻疹(はしか)などなど聞いているだけで蕁麻疹が出そうです。

本当は卵アレルギーなので黄熱病以外の予防接種は受けたくないのですが、免疫力の低そうな夫とその土地ならではの病にかかることの多い私は可能な限りの予防接種を受ける予定です。
私は10年前にカンボジアでデング熱にかかったことがあり、日本の熱冷ましを飲んでもさっぱり熱が下がらなかったり、その土地ならではの病気の恐ろしさを体験しています。
残念ながらデング熱は予防接種も特効薬もない病気なので蚊にさされないように注意するしかないのですが、せめて予防接種のある病気については可能な限り接種していきたいと考えています。

予防接種について色々と調べてみました。

  • 黄熱病の予防接種は東京検疫所日本検疫衛生協会でしか受けられない(東京の場合)
  • 東京検疫所の方が安いが週1回火曜日のみ接種可
  • 黄熱病以外の予防接種は民間の病院、クリニックでも可能
  • ほとんどの予防接種は2回から3回接種しなければならない(黄熱病やポリオは1回でOK!)
  • 予防接種には生ワクチン(黄熱病、ポリオ、麻疹)と不活化ワクチン(破傷風、A型肝炎、B型肝炎、狂犬病、日本脳炎、コレラ、ジフテリア、ペスト)がある
  • 生ワクチンと生ワクチンは同時接種できないが、生ワクチンと不活化ワクチンは同時接種可
  • 生ワクチンを接種した後、別のワクチンを接種する場合は、4週間以上の間隔が必要
  • 不活化ワクチン接種した後別のワクチンを接種する場合は、1週間以上の間隔が必要
  • 昭和50年から52年生まれの人はポリオワクチンの効果が低かった不幸な世代のため、追加接種を受けたほうがよい
  • 狂犬病と日本脳炎は接種しているところが少ない

これらの情報は東京検疫所のHPなどに詳しく載っています。
最後の「狂犬病と日本脳炎は接種しているところが少ない」は、実際に病院に電話をかけたところ「今はワクチンがない」という回答が多かったのです。

このように色々と制約があるため予防接種のスケジュールは早めに立てた方がよいです。私たちの場合、私のレーシックの手術(視力回復の手術です)が終わるのを待っているうちに3ヶ月前と結構ギリギリになってしまいました。
また海外でも予防接種を受けることができます。A型肝炎などの3回目の接種が間に合わないため、タイのバンコクかチェンマイで接種する予定です。

時間的に間に合わないのと全て受けると体に負担をかけそうなのとで、最低限必要そうな黄熱病破傷風A型肝炎B型肝炎狂犬病日本脳炎ポリオ麻疹を接種するということで動き始めました。

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コメント

ぶったおれそうな内容の予防接種の数ね~
行く前に予防接種に負けないでね~

> べっく
すごい数でしょ!
今のところ注射の数だけで15回くらいになるのよね。
予防接種うった日は地味にくらしているよ。酒抜きで。。。

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